こんにちは、広報の坂井です。
本日1月12日(木)、VASILY テックブログに記事が公開されました!
『会社の新年会用に低温調理器具を作りました』というタイトルの今回の記事。業務の内容とは離れ、先日の新年会で優勝した塩崎自作の「低温調理器具」の作り方を紹介しています!
今回もいつも通り、執筆者に質問をしながら非エンジニア目線でテックブログを紹介していきたいと思います。
しおちゃん(社内での塩崎のニックネーム)よろしくお願いします!
坂井「新年会で焼いてくれたお肉、とても美味しかったです!」
塩崎「好評で嬉しかったです。新年会では『年末年始過ごした場所の名産品で温かいものを持ち寄る』という企画を行いました。僕は今年は実家に帰らずアキバ近辺をうろうろしていたので、低温調理器具を自作して何か調理し、皆さんにふるまうことにしました。」
坂井「その発想がまさにエンジニアさんですね…(笑)作りについて少し紹介してほしいなと思います。作ったのはこちらの写真のものですよね?」
塩崎「はい、一定の温度を保ってくれる鍋を作ったので、低温調理が可能になりました。」
坂井「なるほど。それではまず、鍋部分について紹介してほしいのですが、裏についてるオレンジのは何でしょう?」
塩崎「アキバ名物(⁉︎)のメタルクラッド抵抗です。 これに電流を流すと熱が発生します。」
坂井「こんなアキバ名物聞いたことありません!(笑)では、これをコンセントにさせば温かくなるということですか?」
塩崎「そうです。ただ、それだけでは温度が上がりすぎてしまい、今回の目的である『低温調理』ができなくなってしまいます。」
坂井「それで、他の部品も組み合わせているんですね!このカラフルなコードは一体…」
塩崎「これは、温度センサーです。これを鍋の中に入れて温度を計り、PCの画面上にリアルタイムで表示させました。部品本体をそのまま水中にいれると壊れてしまうので、周りをホットボンドで加工しました。」
坂井「すごい!画面を見ていましたが、温度の変化も見れて面白かったです。」
画面には、こちらのグラフが表示されていました。55度で調理できるよう調整されているのが見て分かります。
坂井「では、この黄色い板についてる各部品について紹介してもらえますか?」
塩崎「①はヒューズで、電気の流れすぎを防ぐ安全装置です。②は、飾りです。(笑)アキバの店頭で格好良い部品が売っていたので思わず買ってしまいました。③は、温度の管理をするためのコンピューターです。これが先程のセンサーとヒーターに繋がっています。PCと通信して温度のグラフを表示するのもこの部品です。」
坂井「飾り…。(笑)では、温度自体は、PCから調整できるんですか?」
塩崎「はい、ブラウザで目標温度の設定をすることができます。画面上で温度を設定するとそれが先程の部品③に伝わり、ヒーターを制御します。」
坂井「賢いですね…これでいつでも会社で美味しい肉が食べられますね!楽しみにしてます!(笑)」
お肉は皆で美味しくいただきました!
ブログ作成のために新年会後にまた調理をしてくれましたが、改めて食べた社員からも好評でした!
写真はお裾分け中の塩崎(右)と、試食した後藤(左)です。
(18時30分、オフィス中に香りが広がり、食テロと化してました…)
塩崎は、会社が正月休みの期間に箱根駅伝を見ながらこの鍋を作っていたそうです。
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